陶 芸
Pottery
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日本画
Japanese-Style Painting
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洋 画
Western-Style Painting
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代表的なコレクション

作家紹介 About Artists

陶芸家 隠﨑 隆一

Kakurezaki Ryuichi 1950年 ~  長崎県福江市生まれ

《丸大皿》

1973年 大阪芸術大学デザイン科卒業
1979年 伊勢﨑淳に師事
1988年 田部美術館大賞「現代茶の湯の造形展」
     大賞受賞('92同賞受賞)
1990年 日本工芸会正会員となる
1996年 日本陶磁協会賞受賞
2009年 金重陶陽賞受賞
2015年 毎日芸術賞受賞
     日本陶磁協会賞金賞受賞
2016年 瀬戸市指定重要無形文化財保持者に認定
2017年 Woodfire NC 2017 『世界薪窯会議』(アメリカ)
2018年  「隠﨑 隆一」展(三木美術館)
2019年    岡山県指定重要無形文化財保持者 認定
2020年    外務省国際交流基金派遣イタリア(ファエンツァ)にて講演2 

伊勢﨑淳氏(人間国宝)の門下として伝統的な技法を学ぶと共に土味を生かしつつ新たなテーマを追い求め、独立後は常に斬新な作品を制作。独創的な作品は、国内外の美術愛好家の熱烈な賞賛と支持を得て、現代の陶芸界に大きな影響を与える存在となる。 作品に見られる、グローバルな現代社会に相応しい造形と理念は、今や現代陶芸の新たなる伝統として確固たる地位を築き、次の世代へと受け継がれている。古きものを愛し、それを礎としながらも、常に新たな飛翔を試みる陶芸家。土という素材をもって作り上げられた緊張感のある造形に微かな優しさが垣間見られる。現代陶芸を牽引する第一人者。

洋画家 東郷 青児

Togo Seiji 1897年 ~ 1978年  鹿児島県鹿児島市生まれ

《花を摘む女達》
©Sompo Museum of Art, 21001 

1915年 有島生馬に師事
1916年 二科展に初出品、二科賞受賞
1921年 フランスに留学 イタリアで未来派運動に参加
1931年 二科会会員となる
1957年 日本芸術院賞を受賞
1960年 日本芸術院会員となる
1961年 二科会会長・理事となる
1976年 勲二等旭日重光章 東郷青児美術館開館
1978年 逝去 享年80歳

1916年に初出品した《パラソルさせる女》にて二科賞を受賞。その後二科会で運営を行う等活躍。渡仏前は女性像だけでなく文化や風俗等をテーマにした作品を制作。フランス留学を機にピカソなどの影響を受ける。帰国後は二科会にて藤田嗣治と親交を持つ。1930年代に女性を描く独自の作風が確立。生涯に絵画だけでなく、化粧品パッケージやお菓子の包装紙、生活雑貨、劇場の緞帳、壁画、晩年には彫塑作品を手がけるなど幅広い制作活動を展開。叙情的な美人画で多くの人々を魅了し続けている。

日本画家 那波多目 功一

Nabatame Koichi 1933年 ~  茨城県ひたちなか市生まれ

《白耀》

1950年 第35回院展に初入選
2000年 日本芸術院賞受賞
2002年 日本芸術院会員となる
2005年 茨城県より特別功績者として表彰される
2008年 旭日中綬章受章
2016年 日本美術院代表理事選任
      現在、日本芸術院会員 日本美術院同人・代表理事

高校生の時に院展、日展に入選。 
仕事のかたわら制作を続ける。
身近な花をモティーフに、 時間を十分に費やした写生と、西洋絵画研究から得た色彩や 装飾性が生かされた作品は1983年から院展で8年間 連続受賞という快挙を成し遂げた。 この頃から会社を辞め画業に専念。牡丹をはじめとする四季折々の花や風景を主な題材としており、 対象と真摯に向き合い、その本質を捉えようとする厳しい態度から生み出されたそれらの作品は、写実を基礎としながらも、豊かな 抒情性と香り高い幻想性をあわせ持っている。

日本画家 牧 進

Maki Susumu 1936年 ~  東京都豊島区生まれ

《嘉日双鱗図》

1952年 川端龍子の内弟子として入門
1957年 青龍社第29回展に「白薔薇」を出品し初入選
1965年 青龍社第37回展に「秋色」を出品、社友となる
1966年 川端龍子の死去にともない青龍展解散
1975年 第3回山種美術館賞展「叢」を出品し優秀賞受賞
2010年 高島屋美術部創設100年記念
     春夏秋冬「自然彩花」展開催
2013年 日本橋三越、JR大阪三越伊勢丹にて「彩遊」展開催
2017年 日本橋三越にて「春夏秋冬 牧進」展開催
2023年 文化功労者

1966年に川端龍子が死去し、 青龍社は解散となった後、29歳の牧氏は無所属となり独立。 1972年文豪である川端康成と出会う。 以後、牧氏の最大のテーマは春夏秋冬の日本の四季図 となった。 流れるような曲線は道具など使わずに全てフリーハンドにより描き、その装飾性は琳派的でありながら 牧進独自のものとなっている。各地で数々の個展を開き、1997年にはパリの三越エトワールで 個展が開催されるなど世界で活躍している。

収蔵点数1,000の中から代表的な作品、数十点をご紹介します  *季節毎に展示入替を行っています

陶 芸 Pottery

板谷 波山 Itaya Hazan 蛋殻磁香爐
井上 萬二 Inoue Manji 青白磁柿彫文壷
今井 政之 Imai Masayuki 象嵌窯変鶏華大皿
隠﨑 隆一 Kakurezaki Ryuichi 丸大皿
金重 陶陽 Kaneshige Toyo 彩色備前牡丹唐獅子香炉
加守田 章二 Kamoda Syoji 一九七六壺
河井 寛次郎 Kawai Kanjiro 笹繒四方鉢
北大路 魯山人 Kitaoji Rosanjin 備前土鉢
楠部 彌弌 Kusube Yaichi 青華彩色鍋島草花之図水指
島岡 達三 Shimaoka Tatsuzo 地釉縄文象嵌方壷
清水 卯一 Shimizu Uichi 蓬莱耀茶碗

德田 八十吉(三代) Tokuda Yasokichi(Ⅲ)

耀彩鉢ロンド
富本 憲吉 Tomimoto Kenkichi 色繒角皿
濱田 庄司 Hamada Shoji 地掛緑黒茶碗
中島 宏 Nakashima Hiroshi 青瓷彫文壷
松井 康成 Matsui Kosei 練上破調文大壷  銘:蛾眉山
三浦 小平二 Miura Koheiji 青磁飾り筒"スペイン教会"
楽 了入(九代) Raku Ryonyu(IX) 千鳥写黒茶碗
作者不詳 Potter unknown 東山焼青磁滝鯉花瓶

日本画 Japanese-Style Painting

伊東 深水 Ito Shinsui 爽秋
奥田 元宋 Okuda Genso 冬嶺
加山 又造 Kayama Matazo
川合 玉堂 Kawai Gyokudo 多摩川渡頭春色
工藤 甲人 Kudo Kojin 薔薇
後藤 純男 Goto Sumio 斑鳩
杉山 寧 Sugiyama Yasushi シン クリックしてください
那波多目 功一 Nabatame Koichi 白耀
橋本 関雪 Hashimoto Kansetsu
東山 魁夷 Higashiyama Kaii 池畔
平山 郁夫 Hirayama Ikuo 月光薬師寺
前田 青邨 Maeda Seison 日の出
牧 進 Maki Susumu 嘉日双鱗図
横山 大観 Yokoyama Taikan 三保乃不二

洋 画 Western-Style Painting

牛島 憲之 Ushijima Noriyuki
梅原 龍三郎 Umehara Ryuzaburo 風景
岡田 三郎助 Okada Saburosuke 水邊裸婦
荻須 高徳 Ogisu Takanori CHARTRES
絹谷 幸二 Kinutani Koji 画室の自画像
佐伯 祐三 Saeki Yuzo 下落合風景
東郷 青児 Togo Seiji 花を摘む女達
林 武 Hayashi Takeshi 十和田湖
安井 曾太郎 Yasui Sotaro 上高地
山下 清 Yamashita Kiyoshi 金町の魚釣り

(作家五十音順)